1年前、2500万円の赤字会社が
今期、1200万円以上の黒字を達成予定。

3700万円分の利益増を達成した
スピードとリーダーシップと
質の高い意思決定のアイデア。

費用は売上を産む原資。
どこに費用をかけるかを
徹底して考え抜くことが大事。

沖縄の法人様からも
経営相談を受けることがありますが、

「この費用をかけようか迷っている」

という費用対効果についての
ご相談がありましたので、
一部ご紹介いたします。

費用は売上の原資。
借入または自己資本は資産の原資。

コストカットも重要ですが、

大切なのはかけた費用以上に
売上や利益が増える事の方が
より重要です。

例えば、月に100万円の
予算があり、これを
活用したい場合には
以下の選択肢があります。

・店舗を借りて来店客を増やす

という方法もありますが、
その他にも

・広告に100万円投下して
来店客を増やす

・年間1200万円の機械装置を購入して
原価を下げる

・ホームページや販促物に資金を投下し
売上を上げる

・従業員の雇用や人材育成に資金を使い
従業員一人当たり生産性を高める

・新規事業に資金を投入し
会社全体の安定度を高める

・高金利の借入金の支払いに回し
支払い金利の費用を下げる

・そもそも予算を使わずにもっておく

など、ざっと思いつくだけでも
様々な選択肢があるわけです。

どの選択が正解、ということはなく、
それぞれに一長一短があり、
経営者としてはそれを十分に
検討して、

期待値と許容損失額を
あらかじめ決めて資金投入するという
意思決定ルールを創って淡々と実行する。

なんとなく不安。
なんとなくできそう。

それをいったん、数字や文字に起こすと
スピーディに決断の質を上げることができますし

先にリスクがわかっていればトラブル発生時にも
対処しやすいいいかと思います。

クライアントさんは1年前、
大赤字でしたが、

毎日の創意工夫、外部環境や
社内環境に合わせた
月1回の経営戦略の見直しで

今は利益をどう次の投資に回すかという
未来の話ができるようになりました。

特に小さい会社の経営は
スピードとリーダーシップ、
質の高い意思決定が重要。

日々、それを意識しながら
過ごしたいものですね。